勉強していたら受かっていたの?①
先日、息子と私の中学校時代の受験の話をしていました。
私達の頃は受験戦争と言われた時代でした。
高校入試の時期になると公立高校の倍率等を新聞で見ますが、少子化の影響で
受験倍率がとても低くなっていた事に驚いた事がありました。
上位校や人気校はそれなりの倍率ではありますが、
その他は定員割れもかなりの数があり、私たちの頃とは高校受験
というものが競争率という意味では別物という感じさえしました。
そんな中、私の甥が一足早く私立高校へ今年入学しました。
あるスポーツをやっており、推薦という形での入学でしたが、
偏差値から見ても、結構良い方の高校で、国立大学合格者も
輩出する学校なのですが、何を隠そう私が高校受験の時、見事に
落ちた高校でもあったのです^^;
ある日、息子を塾に迎えに行った時の帰りに、その甥の高校の
話になり、偏差値は大体この位で、私の中学校時代の友達もこの高校から
国立大学に合格していたんだよとか話をしていました。
息子には散々、私は勉強しなかったから志望する学校には受からなかった
と言っていましたが、息子が
息子:もし、パパがちゃんと勉強していたら受かっていたの?
私:・・・・う~~ん。それは、どうかわからないよ。
息子:そうなんだ・・・
私:・・・・勉強していたらとかっていうのは、はっきり言って
後からだったら何とでも言えるんだけど、受からなかったという
事実があるから、その時点では受かる力が無かったとしか言えない
よな。勉強をしていなかったし、勉強が足りなかったから、実力がない
訳だし、それ程勉強をする気も無かったんだよね^^;
だから、それを全部含めてその時の学力であって実力だったんだよ。
引き続き私:何も考えていなかったけど、その時にそういう判断を
していたのもパパ自身だし、婆さま(私の母)に散々
勉強しろ!って言われても、それ程やらなかったんだよね。
それは何故か。なんだけど、いざ受検勉強をやろうと思っても
問題を解こうと思って考えてもある程度のレベルの問題は
解けても、難しい問題は解けなかったんだよね。
息子:そんなに難しいの解いていたの?
私:いや、お前がこの先、今のレベルを維持して、2年後にもう少し高い
レベルになれば、楽勝で解ける問題だったと思うよ。
それを、パパは解けなかったんだ。ていうか、解こうとしなかった。
わからないから・・・。わかろうとしなかったのかもしれない。
わかる方法がわからなかったっていうのもあったかな。
今考えれば、もったいなかったよ。
と、こんな感じの会話をしておりました。
少し話が長くなりましたので、この続きは次回に m(_ _)m